ぐるぐる回想



子供の頃は
着るもの、食事、寝る場所、雨風をしのぐ家
家族といる安心感
命の危険を感じることのない日々
すべて満たされていて
いつも今にいて
つながりを感じていた



テレビをいつまでも見ていて
怒られても
言われた言葉が聞こえていない
あまりに自分の感覚と違っている言葉だときこえてこない
聞き流しているような感じだけど
自分が心地よさに集中していて その言葉をネガティブな言葉とも捉えず
ただ 何か音がするくらいで すーっと流れていく
何度も言われ続けると
一瞬、嫌な気持ちになっても
その感情は長続きせず
次の瞬間には また至福の感覚に戻っていた
成長するにつれ
いつの間にか 相手の感情に引っ張られることが出てきて
言われた言葉をきくと、一瞬キョトンとして
もしかして、これはいじわるで言われたのか…
と考えてしまうと、そのことに意識をおいてしまい
感覚感情が固まり
つかまってしまい
それに反応するようになっていった
受けた感情を同じように感じる時間が多くなっていた



ひとつのことに意識を向け続けると
固定されてしまう
緊張、固まりになってしまう
そこにぐーっと意識を向けなければ
すーっと流れていく
人に対しても 問題ということに対しても
同じだと自分の体験を通しておもう


目の前の出来事にどっぷりはまり
その時はそれをするしかなかった
今は また源にもどる


子供だった自分が親になり
自分の子供が成長するにつれ
子供だった頃の自分を追体験したり
あの時はわからなかった親の気持ちがわかり
自分がラクになる

実家に帰省すると
こんなふうに
振り返る時間を過ごし
いろいろな気持ちをととのえることになっている
この時間が私の源につながっている

実家に帰る道中
この道を一人で車を運転していたあの頃
今は家族が一緒にいる
生かされている自分
ここに つないだ命がある尊さ
同じように先人たちも感じていたのかな




いろいろぐるぐる回想して 

今思うことは

手を伸ばせは゛
触れられる人がいる


ありがとう







 


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